プロフィール

太田和彦 Kazuhiko Ota

南山大学 総合政策学部 准教授

 1985年生。食農倫理学、環境倫理学、シリアスゲームの研究をしています。シリアスボードゲームジャム主宰。

 第二次世界大戦後に生じた、GDP、人口、都市化、交通量、森林破壊、汚染などの急激な増加は、「大加速」(great acceleration)と呼ばれます。近年、いくつかの指標においてこの大加速が鈍化しつつあることが指摘されています。この鈍化は、資源の枯渇や環境破壊のリスクを軽減する一方で、経済的・社会的な混乱を引き起こす可能性があります。研究室ではこうした「大加速」の鈍化が社会の持続可能性・再生可能性に与える影響に注目し、分野横断的なアプローチで持続可能な解決策を模索しています。

 気候変動、資源の枯渇、社会的不平等、政治の不安定性など、私たちが直面する問題は広範かつ厄介なものばかりです。研究室では、食料問題、環境問題、社会問題の相互関連性に焦点をあて、文献調査やフィールドワーク調査を行っています。

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